2014年3月10日月曜日

あなたの中の「私」 ワークのポイント

 2013年 4月29日


深く、祈りを込めて、ハートへと、深い呼吸を入れていきます

今、この「今」の瞬間にとどまり、「今」の中で、
あなたはハートとのつながりを、少しずつ、取り戻していきます

アウェアネスの光と、ビーイングへのくつろぎ、その深みの中で、
ハートはゆっくりと、その本髄を顕わにしていきます

あなたは腕を開くと共に、ハートを開いていきます

柔らかく

     * *

ハートを開いていくときに、出てくる様々なものを、
出るがままに、出していく
ただ、この光の中へと、溶かしていきます

あなたは、祈る

自分自身を、浄化してくださいと

私をこの、地上の次元にフックしているものを、
私が魂に出会うことを妨げているものを
全て、取り除いてくださいと

ハートのワークは、決して、安定して、喜びに満ち、
幸せに満ちたプロセスではありません

無条件の悦び、真の幸せを表していくために、
それが本来のあなたの姿ですが、
それが裸となって現れるために、
私達が様々な、自分の内側に溜め込んできた、
苦しみや、痛みや、悲しみや、怒りや、恐怖、不安、心配、
そういったネガティビティに出会っていくことになります

それらを解放するために

ハートの光を強く感じることもあれば、
そういった浄化のプロセスでは、
ハートの光を見失ったように感じる、そんな時もあります

それでもなお、そのプロセスを信頼し、続けていくこと

この時点で、ワークすることそのものを手放してしまうタイプの人は、
数知れなくいます

そして、結局、最終的な地点に到達しないまま、
スピリチュアルなディズニーランドでただ楽しみ、
時を浪費していきます

そのプロセスをよく熟知している、先を行く者の、
アドヴァイスを受けること

私達のほとんどは、一足飛びに魂へと到達するわけではありません

ハートのワークは、何年もかかる、
真に誠実さと、正直さと、真摯さを必要とするワークです

その歩みが遅々たるものに思えても、焦る必要はありません

ときに、深い闇に、絶望を感じることすらありますが、
闇が深ければ深いほど、光は明るく輝き、
強烈なものとなっていきます

ただ、そういった浄化のワークだけでは、
魂に出会うことは、決して起こりません

どれほど、潜在意識を深く掘っても、
その底に魂があるわけではないからです

魂はそういった、私達の潜在意識、
あるいはマインド、パーソナリティと全く違う次元に存在しているからです

そこに直接アクセスしていくこと

その2つのアプローチが必要となります

ハートの奥の「私」、そこに深く入っていくこと

そこに直接、アプローチしていく

たくさんの伝統によって、無我という概念によって、
私達は、この最も神聖な宝であるこの「私」という感覚を否定し、
ないものにしようとしてきました

それを、見出すのは、魂の延長である、知性です
それはマインドの一部ですが、最も魂に近いもの

その知性が成熟しなければ、
「私」という感覚は、掴むことが難しくなります

スピリチュアルな道は、感受性を磨き、
知性を成熟させ、そして、人間としての成熟

そして、瞑想というワークを、根気よく、
毎日、専心して行っていくこと

そして常に、自分自身をキープすること

最初は、努力のいるワークとなります
それは、様々な要素を含み、
様々な角度からアプローチをしていく道です

けれど、それは一見複雑なようにも見え、
でも、その本質は、とてもシンプルです
これ以上ないほど、シンプルです

あなたの中の「私」

それだけがキーです

その純粋な「私」が、あなたの魂そのものであり、
そこを通して、私達は、神なるものと一体になっていきます

表面的に無我という概念を理解した探究者達の多くが、
それをミスし、どこにも到達しないまま、
悟りということを、何かとてつもなく特別で、
普通ではないものとしてしまいました

前世で、仏教的な修行を多く積んできた人たちは、
その私そのものを否定してきたがゆえに、とても深く傷を負っています
それを癒していくために、とても長いプロセスが必要となります

     * *

スピリチュアルな道における、様々な体験
重要なことは、その体験者は誰か、ということです

それは姿かたちのない、エネルギーです

でも、私達はそれを感じることができます

全身で

それを感じたときにわかる

生まれてからずっと、変わらずにいるものを、見出します

それはあまりにも近いため、見つけづらいかもしれません
けれどあなたはずっと、どこかでそれを知っていたはずです

     * *

ステート・オブ・プレゼンスと、ビーイング、
そしてある程度のハートのエネルギー
そのコンビネーションが、I Amというフィールドを作ります
エネルギー的フィールドです

それは、「私はある」という、「ただある」という、エネルギー

そのエネルギーフィールドの中で、その広がりとその透明さの中で、
「私」という魂が、ゆっくりと目覚めていきます

ハートが完全に開いた時、魂は目覚める

けれど、また、魂の成熟にもプロセスがあることを、
知っていてください

ハートが開き、目覚め始めた魂は、赤子のようなもの
あるいは、羽化したての蝶のようなもの

まだ、飛び立つには、弱々しく、守られていなければなりません

この地上の粗い振動数に慣れ親しんでいる人たちにとって、
この高い、とても微かな振動数は、感じ取れない
とても難しいことのように感じるかもしれません

できるだけ、多くの時間を自然の中で費やし、
暴力的なテレビや、振動数に、多くの時間を割くことなく

あなたは、あなた自身の魂のために、
そのセンサーを磨いていく必要があります

森は、あなたのビーイングを養うのに、大きな助けとなります
海はまた、あなたの浄化を、大きく助けてくれます

花はあなたのハートを開き、
生き物達もまた、あなたのハートを開いてくれます

ですが、今、ステート・オブ・プレゼンスを修養している人は、
ある一定の期間、ハートをある程度閉じている必要があるかもしれません
完全に閉じる必要はありませんが、あまりにハートを開きすぎると、
そこで起きることに、意識をあまりにも持っていかれすぎ、
ステート・オブ・プレゼンスに集中することが難しくなってしまうからです

一方で、あまりにも多くの不純物を、ゴミをハートの中に溜めたままだと、
それが妨げとなって、
やはりステート・オブ・プレゼンスに集中することが難しくなります

そのバランスを見出していくことも、このワークのポイントです

特に女性は、感情に巻き込まれやすく、大きな感情の波が寄せてくると、
ステート・オブ・プレゼンスを失いがちです

     * *

ステート・オブ・プレゼンスが安定化を始めた人は、
それを失わない程度にリラックスさせ、
より、ビーイングとハートへと、焦点を合わせていくことができます

その時、気づきます

アウェアネスの光りがハートを照らし、
私達はより明確にハートを感じ
繊細にその中に入っていくことができることを、発見します

     * *



内なる自由



2013年4月28日



ゆったりと、ハートへの呼吸を

空を飛ぶ鳥のように、腕を大きく広げて、虚空へと飛び立つように

あなた自身を、自由へと飛び立たせていくように

あなたの中がすっかり透明になり、
あなたは、重力から自由になり、
空高く飛び立っていけるように

私達の魂は、自由を求めています

ハートが解き放たれ、この地上で、自由に生きていく

それは、ライフスタイルの問題ではなく、
あなた自身が、あなたというパーソナリティ、
あなたであるということから、自由であるということ

人間である以上、その肉体、そのマインド、
それには、制限があり、限界があります
それ特有のユニークさとともに、
その人特有のフィルターがあり、
コンピューターのシステムのように、
その人特有のアウトプットがあります

その中で、なおあなたは自由で、
そのあなた特有の様々なことを、味わい、楽しみ、
生き尽くすことができます

目覚めるということは、
聖人君子になることではありません

自由になるということは、
この現象の世界から逃れることでもありません

この現象世界の中で生きながら、
あなたという特定のパーソナリティを生きながら、
それでもなお、あなたの魂はそれらと一切関係なく、
無制限で、無限のスペースの中で、自由です

人生における、どんな困難さにも、直面した時、
あなたは内側の自由なスペースから、
それらに応答していきます

覚醒すれば、全ての問題が消え去るわけではありません

ただ、その問題に向かい合う、あなた自身が、
全く違うところから、それに応答していきます

この内なる自由

無碍なること

様々な、今まで自分にとって、
いろいろなことが障害と感じていたことが、
もはや障害ではなく、同じ問題を前にして、
あなたがそれに妨げられ、障りがあるということが、
感じられなくなります

ただ、シンプルに、その問題を解決していくために、
応答していきます

     **

あなたのハートには、湧き出る泉のように、
こんこんと、内側から、
あなた自身を満たす愛のエネルギーに・・・満たされて

この悦びの味わいに、いつも内なる至福を感じ、
あなたは、本来の家に帰る、その心底の安堵と安らぎの中で、
無限に、生き続けます

あなたの魂が待ち望んでいること
それは、ただ、思い起こすこと

ハートを開き、内側深くへ、入っていくこと

それが、あなたがあなた自身の魂のためにできる、協力です

     **

ここは、本当に、光にあふれています
全てが喜びの波動ででき、
お互いに称賛しあい、たたえあい・・・
それがあなたにどれほどの悦びをもたらすか

     **

あなた自身のハートを、優しく、包み込む
優しく、開いていきます

     **

あなたのハートの中の、最も親密に感じるところ
私という感覚
ハートの中の、私・・・

何も内容物のない、ただの、私・・・

それを探して

ハートの奥深く、それを探して

それに出会っていく

     **

大地にエネルギーを注ぐとき、あなたは空っぽになっていきます

何も、知らない・・・まだ、何にも中身の入っていない、
透明な器となって

純粋で、この上なく、清浄で・・・

立ち上がる時、あなたはただ、あなたの本質として、
立ち上がります

     **

腕の力を抜いて

神の腕の中に飛び込むように、身を投げ出す

     **

あなたは、すでに、はるか古からずっと、
ずっと、愛され続けています

神なるものが、どれほど、あなた方を愛しているか・・・

     **

あなたは、その愛とひとつになる・・・

     **

あなた方は、愛されたいだけでは、ないのです
本当は、
あなたそのものである、その、愛を・・・表したいのです

いつか、あなた自身が気づく時がきます
どれほど自分が愛したかったか

魂そのものが、愛のエネルギーなのです

     **

本当は、その無限で、膨大な愛のエネルギー
この人間という肉体の、小さな小さな器に閉じ込められ、
その光を遮断され、
どれほどその魂は、窮屈で・・・
どれほど・・・また、元の姿に戻りたいと思っていることでしょう

そのあなた自身の魂の思いを、あなた自身が聞き届けるように

エゴは、たくさんの恐怖や、不安や、
集団無意識による制限をあなた自身にかけ、
あなたを混乱させようとします

でも、混乱するということは、エゴが完全に君臨しているときより、
何か、もれだしている
エゴが何か、脅威を感じ出している

何かが新しく、生まれ出ようとしている証です

このワークのプロセスの中で、
自分でもわからない、訳のわからない混乱さや、
混沌とした何がなんだかわからない、
そんな感覚を持つ時期があります

ハートを開くということは、沈殿している水を、
その浄化のために、かき回すようなものです
奥底に溜まっていた沈殿物が、
浄化の過程で、全て表面に浮き上がってきます
あなたは混乱し、自分に何が起きているのかわからず、
自分が間違っているのではないかという思いにとらわれるかもしれません
けれど、それは確かなプロセスであり、誰もが通過する地点です

そういう状況の時は、起こるがままに、混乱さの中に身をゆだね、
ただ、その中で、自分自身というアンカーにとどまる
全てが、流れさっていくのを、許していくだけ・・・

     **

     **

     **



内なる探求


2013年4月27日


口で、大きく、ゆっくりと、ゆったりとした呼吸をハートの中へと、入れていきます

そして、腕を、手のひらを、全身をセンサーにして、とても意識的に、とても繊細に、
その腕に降り注ぐ白い光のエネルギーを感じていきます

それは、内なる目で見える光
内側で、その光を感じることができます

それは実際にまばゆく輝き、私達へと、さんさんと降り注いでいます

外に輝く太陽のように、それはいつも、さんさんと降り注いでいます
それは、内側も外側もなく、常に、あらゆるところで、降り注いでいます
それは非常に、高い振動数を持って、きらめいています
そのエネルギーを、ハートへと、呼吸とともに、たっぷりと吸い込んでいきましょう

そして、吐く時に一段と、そのエネルギーを感じて

吸う時に、ハートを開き、吐く時に、さらに開いて、手放していきます

あまり強く、自分をプッシュするようにはしません

バラの花びらが、一枚一枚、ゆっくりと開いていくように、
ハートという花びらが、少しずつ、開いていきます

ハートの底に住む、魂は、とてもシャイです
それは、とても繊細なエネルギー
身体全体の細胞を研ぎ澄まして、透明になり、
その繊細なエネルギーを感じていきます

最初、私達は、外側にある光のエネルギーを感じていきます
そして、それを十分に感じ取ることができた時、
あなたは、内側の自らのハートのエネルギーを感じていきます

私達のハートは、産まれた時から、今までの間に、
この社会の中で、開くことより、鎧を着込み、
その、とても繊細なものを、硬い鎧や仮面、マスクで、
守ることを覚えてきました
そうしなければ、ハートの繊細さはめちゃくちゃに壊され、
私達は精神の正常さを保つことができませんでした

でも、その鎧が、私達自身の魂に出会うことを、妨げてしまう結果になりました
今、その鎧をひとつずつはがし、硬く、凍ったハートを、溶かしていきます
その、繊細なハートを、裸のままで、あらわにしていくという作業を、
私達はしていくことになります

その着込んできた鎧をはずすことは、一方で、とても恐怖を感じることです
なぜなら、裸の魂をさらけ出すということは、
また、最初の傷つきやすさを取り戻すということでもあるからです
なぜか、私達は、裸のまま生まれ、たくさんの衣服や鎧を着込み、
そして、また裸に戻っていくというプロセスを経ることを、選んできました
それぞれの、ブループリントによって、その困難さ、その鎧の種類、鎧の厚さ、
そういったものを、それぞれが、魂の到達しようとすることに合わせて、
身につけてきました

それをはずし、裸に戻るというプロセスを通して、私達はたくさんのことを学び、
そして、もともと裸であった時よりも、より一層深く、堅固なものとして、
元の裸の姿を取り戻すことができるのです

この人生におけるドラマは全て、そのための、ひとつのプロセスに過ぎません

困難が多ければ多いほど、あなたの魂は、より強い光を放つことを望んでいます

私達は元々、その調和の取れた、この穏やかで、温かい、喜びに満ちたエネルギーを、
深いところで知っています
それがゆえに、この次元の荒々しいエネルギーに、
生まれた時から、違和感を感じています

それでも、私達は、私達自身を社会に合わせようと、必死になって、自分を偽り、
自分を変えようとし、自分がいけないのだと、周りと違っている自分が問題なのだと、
そのことでさらに自分自身を傷つけ、
深いところで、その痛みを抱えて、生きてきました

今、周りに合わせることを、自分自身を社会に調和させようとすることを、
手放していい時だということを、知ってください

それは何も、社会にあらがったり、抵抗したり、
そこから離れて、一人山の中で暮らすことを意味しているのではありません
ただ、あなたは内側で知る
あなたがいけなかったのではない
そして、社会に合わせる必要もなく、
あなたは、本当のあなた自身を目覚めさせることを、
それに専念していいことを、ただ、それだけが必要であることだということを、
知るということです

実際の時間軸の中で、ひと時、社会から距離を感じ、
一人、内側に入り、内側を探究していくことが必要になります

あなたは、世間の人たちとともに時間を過ごしながら、
自分の中で、ある距離を保ち続けます

あなたはより内面の方にエネルギーを注ぎ、
他者との関わりにあまりエネルギーを注がなくなります

あなたは、内側という避難場所に、多く、とどまる時間が、今はまだ必要です

けれど、あなたがあなた自身を目覚めさせた時、本当の自分が目覚めた時、
あなたは、全く違う質の調和を持って、また社会の中へ還っていくことができます

その時、あなたは一人あることにとどまりながら、
内側の自分自身にしっかりと根づき、とどまりながら、
その自分自身として、パーソナリティという、橋を通して、
社会と親密に、深く、関わっていくことができるようになります

でもまだ今は、距離を保っているべきときです
でなければ、あなたはあまりに周りの人たちに振り回され、
社会の重責を背負い込み、その中で、自分自身を見失い、
また暗闇の中でさまよってしまうからです

今はまだ、内面にとどまることを、
内側という避難場所にとどまって、
さらに自分自身の内奥を探究していくことに、時間を注ぐべき時です

そのことを、マインドにしっかりと理解をさせること
外側を変える必要はありません
ただ、外側にずっと、100%注いできたエネルギーを、
より多く、内側へと注ぐという、エネルギーの配分の問題です

そのためには、あまりにあなたを、もし、あなたをあまりに妨げる、
あなたのその内側に向けるエネルギーを奪ってしまう状況や人とは、
そのバランスを取る必要があります

バランスを取るということは、それに意識的になるということです
無意識に相手に奪われ、振り回されるのではなく、
もし、振り回されるのであれば、関わるのであれば、
意識的にそれに関わっていくということ
そして、自分の中に起こること、自分の中のエネルギーの関係、
そういったこと全てに、気づいていくということです

あなたが無意識でなければ、必要以上にエネルギーを奪われることはありません
あなたは、ハートから接し、
それを、ハートのワークの良い機会に変えることができます

それは、ただ、相手を受け入れるということではありません
相手に対し、ノーならノーと言うこと
自分にとっては何が必要かをきちんと見定め、それを相手に伝えること
そういったことも、含まれています
けれど、全てをあるがままに受け止めていくこと
許していくこと
それがあなたの、ハートのワークの、一番大きな力となります

もし、あなたが、誰かとの関わりの中で、被害者意識を感じるようなことがあれば、
なぜ、自分が被害者意識になるのか、そこを洞察していくこと
自ら被害者となっているのか、
あるいは、被害と受け止めている時、あなたは、自分自身に責任を全く持っていません

それらのことを、自分をジャッジすることなく

私達のマインドは、とても速く、何らかの思考や感情が起こった、
それを、私達が認識するより速く、その自分自身の意識や思考や感情に対して、
ジャッジを行っています
そして、無意識にそれらを抑圧しています
それらを、それらの抑圧やジャッジをほどき、
あなた自身のありのままを受容していくということ

それは、大変なエネルギーを使う作業です

あなたは、一時、外側のことにかまけている時間が持てないほど、
内側のことでいっぱいになります
そういう時は、そういう時間を、自分に保障してあげてください

そして自らを、縛っている自らの鎖をほどいていってください

世間があなたを縛っているのではありません

あなたは、世間に合った鎖を自分自身で作り上げ、それで自分自身を縛っています

それらから、自由になること
そのために、あなたは本当のあなた自身を確立しなければなりません
そうでなければ、一体、誰がその鎖をほどくのでしょうか?
マインドは、パーソナリティは、その鎖そのものです
鎖は、自らをほどくことはできません

あなたの中の、自分
私、Meという感覚

それが、全てのことの、アンカーとなります
全てのことの、柱となります
あなたはそれにしがみつき、そこにとどまり、
そうした時初めて、あなた自身を縛っている全てを解放していくという作業を、
成し遂げていくことができます

***

それは、何年も何年もかかる

なぜならそれは、今生だけではなく、前世から、何生も何生も、
今まで人間として生きてきた、その間に、積み上げてきた、溜め込んできた、
たくさんのカルマがあるからです

カルマがなければ、私達はここにこうして、肉体を持って存在することは不可能です

覚醒した後も、そのカルマを解放していくという作業は続きます

それは、個人的なカルマにとどまらないからです
私達一人ひとりの存在は、人類の集合的なカルマを持っています
家系的なカルマもあります
文明として、女性として、男性として、あらゆる人間として生きてきた、
人間だけではなく、全ての存在の集合的なものを土台にしています

あなたがハートの人であるならば、
あなたは個人的なカルマを解消するだけでは終わらないでしょう
それで、完成したという、自らが本当に充足したという、
完全にやり終えたという感覚を、その魂が持たないからです

     **



けれど、ひとつだけ、覚えておいてください
そういったカルマも全て、神の腕の中で起こっているということ

私達一人ひとりのブループリントは、今のパーソナリティ、この人生のドラマの全て、
神に責任があるのだということを、覚えておいてください

それはあなたが、あなた自身に責任を取らなくていいということではありません
あなたは、あなたの魂を目覚めさせるという、大きな責任を持っています
それが、究極の意味での、唯一の責任です

けれど、その他のことは全て、私達が魂を忘れてしまったということですら、
神の責任であると言うことを覚えておいてください

あなたは一人で、今あなたが抱えているものを解放するわけではありません
神がその責任を負い、全てのことをやってくれます
そのために、あらゆるサポートが、肉体を持たない存在も、肉体を持った存在も、
あらゆるものが、サポートしてくれます

あなた方は、一人ではありません

けれど、一人で立つということが、自分の足で立つということ、
自分に対して、責任を持てるということ
その時初めて、あなた方は、そういった、宇宙からのサポートを手にすることができます

だから、一人で苦しい時、もう自分ではどうしようもない時、
あなたはただ、叫べばいいのです
神に向かって、「助けてください!」

そして、その状況を、受け入れ許し、
それとともにあることができるように、私をしてください、と、祈ることです

あなたが神を信じている必要はありません
もし、何かを信じるということが、もし、それが心理的なものであるならば、
あなたが信じていようと、信じていまいと、それが起こる時には起こり、
起こらないときには起こりません

信頼は、信じるということは、むしろ、エネルギー的なことです
それは、ビーイングにくつろぐということ
内なる平安に安らぎ、安堵に、全身をゆだねられるということです
それは、心理的な事柄ではありません

もちろん、それは、心理的なことに影響を与えます
ですが、あなたは、神を信じようと努力はしない
信じないものは救われないという脅しに、振り回される必要はありません

あなたが神を信じようと信じまいと、あなたがここに存在していることが
あなたを造ったものがあることを証明しています

あなたは、今のあなたの容姿、性格、感情、考え方、両親、家族、国、
そういったこと全てを、生まれてから、
私はこれがいい、私はこれにする、と決めたのでしょうか?
生まれる前に、決めたのでしょうか?

そもそも、ここに存在するということ自体、決めたのでしょうか?

     **

あなたの持っている重荷は全て、神に返せばいいのです
あなたが抱えている必要はありません

ただ、それは、あなたが再び、神を思い出し、
それにつながる道に入るためのプロセスであったこと

あなたがそれを知った時、あなたは感謝の念で、身を打ち振るわせることでしょう
この道に入るということ自体が、
そこに、足を踏み入れることができたということ自体が、
どれほどの恩寵であるか、あなたは知るでしょう


***



何もしないこと エゴの声 ハートの声


2013年4月26日

少し顔を上に上げるような感じで、ゆっくりと口で呼吸をしていきます

甘い、蜜を吸うように、
その甘いエネルギーを、ハートいっぱいに入れていきます

そしてゆっくりと、あなたのハートが翼を広げていくように
腕を広げると同時に、ハートも開いていきます

大いなるものの前に、全てを投げ出し、
その、救いの手が、あなたのその上げた腕を取るように

あなたはただ、もろ手を上げて、明け渡していきます

そして、いつも、ここに、満ちている、そのネクターのような、
ジューシーで甘く、穏やかな、その愛に満ちたエネルギーを、
あなたの身体中に満たしていきます

呼吸とともに、吸う息と共に、そのエネルギーがあなたのハートを満たし、
吐く息とともに、さらにあなたの中は空洞となり、そのエネルギーで満たされていきます

吸う息と共に、開き、吐く息と共に、手放す

あなたは無限に、神なる次元へと拡がっていきます

あなたのハートがそのエネルギーで満たされてくると、
あなたはハートの中に至福を感じ始めます
あるいは、愛のエネルギーを

そして、明け渡すとき、大地にひざまづき、古いもの全てを、地球の中心へと向かって、
全て、それが洗い流されるように、手放していきます

あなたの中のもう必要でなくなった、今まで、ずっと持ち運んできた、
この次元で生きるために背負ってきた重荷
条件付けによって、しこまれてきた様々なプログラミング
それは今まで、あなたにとって、ここで生きていくために、必要であったもの、
でも、これから、神の次元に生きるあなたにとって、それらはもう、古い足かせに過ぎなくなります
それらが全て、この白い光によって、大地へと洗い流されるよう、
あなたはそれらを全て、手放していきます

あなたが受け取ったエネルギーが身体を通り、それらの不純物を洗い流してくれます

そして、まっさらな、白紙に戻って、ただの空っぽな竹筒のように、
あなたはただの空っぽな導管となって、
次に立ち上がります

生まれたての赤ん坊のように、あなたは何も知らない
ここの次元に初めて生まれ出たときのように、
あなたは初めて、今、ここに生まれてきます

今まで、知ってきたと思ってきたこと全て
身に着けてきたこと全て
その未知なるものを知るためには、不要なものです
もし、あなたが何かを知っていると思っているなら、
あなたは新しい、その、未知なるものを、受け取ることができません
この社会のなかで、積み重ねてきた情報
それらの多くは、むしろ妨げにこそなり、
あなたが未知なるものへと開いていくことの障害になりかねません
スピリチュアルな情報ですら、同じことです

ただ無垢な、何も知らないまっさらな状態になって、
ただ、今ここにあるものを、受け取って感じていくこと

あなたが本当に無垢になった時、あなたは、いつもの空間が全く違う空間であることに気づき、驚きます
平凡な風景が、本当に美しい風景となります
その空間が愛で満ちていることに気がつきます

あなたのすべきことは、全てを手放し、ただ明け渡していくこと
もし、あなたが何かのイメージを追い、それを得ようとしたならば、
あなたは今ここにあるものを逃してしまうでしょう

ただ受動的になって、感じていくこと

明け渡すということは、降参するということです
あなた方は今まで、自分で積み上げてきた何かで、どうにかしようと、もがいてきました
その積み上げてきた何かで、何かを得ようと、
手探りで、何かを掴もうと、手を伸ばしてきました

降参するということは、もう自分には何もできることがないと、知るということです

ただゆだねて
あなたのその、自分でどうにかしようとする、そのエゴを、手放していくのです
それが降参するということ
エゴにできることは、もう何もないのだということを、知るということ

あなたが、降参して、明け渡せば明け渡すほど、あなたは神の次元の入り口へと近づいていきます
あなたが完全に明け渡した時、あなたは、自分がその扉の内側に入っていることに気がつきます
神の次元は、どこか遠いところにあるのではなく、
今ここに、常に、あります

そこへ行く通路は、ハートです

それは、ビーイングと、ハートのコンビネーション

ビーイングの深みがなければ、本当にハートが開き切ることはありません

ビーイングの深みなくして、ハートの本当の深みへと、入っていくことは不可能です
もし、ビーイングのエネルギーなく、あなたがハートを感じているとしたら、
それはハートのほんの表層に過ぎません

そして、アウェアネスという光がなければ、本当の意味で、ビーイングの深みへと入っていくこともまた、不可能です

     **

ビーイングとは、深い安らぎ
その深い、くつろぎ、安堵の中で、
あなたは安心して、明け渡すことができます

もし、あなたのどこかが緊張したままであるなら、どうやってあなたは開いていくことができるのでしょうか?

この次元で生きていくということは、常に、どこかで緊張を持ち続けているということです
そうでなければ、あなたはたやすく他者に侵入され、利用され、攻撃され、
あなたは、めちゃくちゃになってしまいます

この次元で生きていくということは、ある種の緊張を常に要求します

ですから、緊張があるということは、決して悪いことではありませんが、
スピリチュアルなワークの中で、その緊張に無意識であり続ける、それを持ったままなら、
あなたは、浅い層でフックされたまま、深くへと入っていくことができなくなります
この安全な空間で、あなたはその緊張を解くことを許し、
その時、あなたの呼吸は一段と深くなる

大地へと、大地とのつながりを、再び思い出すことができます

人生の全てをやり終え、もう何もやり残したことがない
その充足感と、ハートの中でくつろぐ
あなたはもう、この次元でのやるべきことはやり終え、
さらに、深い次元へ、旅立つときを迎えています

自分の中の、その緊張
身体のどこかに必ず抱えてきた、その緊張を見つけ、感じ、それを、緩めていきます
みぞおち、下腹、そして、ハートを押さえつけてきた肩、背中
どこにあなたの一番のテンションがあるか、意識的になっていく

ここではあなたはもはや、社会の中で、あくせくして、努力して、一生懸命何かをする必要はありません
生まれたての赤ん坊のように、母親の腕の中で、身体の全ての力を抜き、
その腕に抱かれ、ただくつろいで眠る赤子のようになっていいことを、
自分に真に許します

自分がどれだけ今までがんばってきたか、
自分自身を十分に認め、ほめてあげてください
でも、もう、ここではもはや、その必要はありません

何もしなくていい

身体は動き、食べ、歩き、瞑想し、散歩し、お風呂に入り、
身体は何かの行為を続けますが、あなた自身はもう何もしなくていいのです

何かをし続けなければならない、何かを成しえなければならない
何かを達成しなければならない
そうやって、常に何かをしてきた、
その内側の行為自体を、手放します

あなたがここで、することは、何もしないこと

その何もしないところから、本当にあなたの必要なことが起こってきます
瞑想は、座っている身体の形ではなく、ロータスポジションを取って座ることではなく、
目を閉じ、ただ黙ってじっとしていることでもなく、
その内側のあくせくしたものを手放し、ただ何もしないでいる
この状態に常にいるということ
そこから全ての行為が自然に発生し、
あなたは、何もしないで、全ての行為を行う

瞑想とは、ここで座っている間だけ、瞑想が起こるわけではありません
あなたの中で本当に瞑想が起こった時、それは全ての時間を貫いていきます

     **

その何もしないところから、
あなたの腕は徐々に開き、天に向かい・・・
神と出会っていきます

あなたは何もしないのに、あなたの内側は喜びであふれ
あなたは何もしないのに、その悦びに涙が出、打ち震え、
あなたは何かに触れられている
あなたはハートの中で、何か、とてつもなく優しいものに触れられている

     **

この優しいタッチは、無条件で、無限で、
あなたの外側の状況とは一切関係なく、
あなたが開けば、常に、そこにあるもの

     **

優しく、穏やかに、自分自身に接すること

繊細に、内側を感じていきます

開いていくときに、もし、ある地点で抵抗が起きた時、
その抵抗と戦わないこと
ただ、その抵抗に気づき、それとともにいること
あなたが、優しくその抵抗を包み込むと、すると、その抵抗はゆっくりと溶けていきます

口で大きく、そこに呼吸を入れて
時間をかけて、ゆっくりと

抵抗が出てくるということは、あなたがそこまで開いたという証でもあります
今まで、開いてきた以上に、開いたという証でもあります

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あなた方は、あなた方の本当の姿を知っているでしょうか?
それは、あなた方が想像するよりはるかに偉大なものです

それが、この小さな肉体に、一人の人格として存在しているということ自体、不思議です

エゴは今まで、自分自身が主人だと思って、君臨し続けてきました

エゴは、その座を、本当のあなた自身に明け渡すことを、許しません
必ず、抵抗が起こります
あなたは時間をかけ、そのエゴをあきらめさせなければなりません
それは、エゴを否定するのではなく、包み込むということ
優しく
エゴもまた、私達が与えてもらった、ひとつの表現です
それ自体、悪いことは何ひとつありません
唯一の問題は、本当のあなた自身がまだいないということ
まだ、目覚めていない、眠った状態であるということ

そのことを真に理解すること

そして、エゴの声と、魂の声を、ハートの声を、聞き分ける力を、磨いていくこと

エゴの声は、いつもどこかに、居心地の悪さがあります
本当は知っているからです
それが、魂の声ではないからです
本当は、どこか深くで、知っているからです
その洞察を、自分でしていくこと

それは、エゴを批判するためでも、ジャッジするためではありません
ただ、優しく、包み込んであげること

自分に優しいということは、自分に甘いということではありません
その違いを、はっきりと知ってください
自分に優しいということは、エゴが何者か知り、優しく包み込むことです
自分に甘いということは、エゴの声と知りつつ、自分自身をもあざむき、そのエゴの声に従うことです

スピリチュアルな道を行くということは、私達がどれだけ、誠実で、正直であるか、問われることです
どれだけ、誠実に瞑想していくかも、もちろん、あります

もし、あなたが、エゴとしてのあなたであり続けたいと思っているのでしたら、それもまたオッケーです
でも、もし、あなたが、エゴよりはるかに偉大な本当のあなた自身でいたいと思うのでしたら、そこに妥協は許されません

それが、私達が唯一支払うべき、代償です

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エゴの声に従うとき、そこには必ず、正当化の理由が生じます
それを、よく見極めるように
もし、自分の中で、何か自分を正当化しようとしているものがあるなら、
それはエゴの声です
ハートからの声は、理由など全くありません
正当化する必要さえ、あなたは感じません
ただ、そうであるもの

それは、とても、シンプルです

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祈り

2013年3月24日 

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外で鳴いている鳥が、翼を広げるように、腕を広げて

自由に、大空を舞うように、胸を広げて

あなたは、自由へと、飛び立っていく



今、まばゆい一筋の光が、この部屋へと降り注いでいます

それは、この部屋を満たしていきます



ここにある光の洪水を、全身で受け止めて

全身がその光の洪水で、洗い流されるように

それはあなたを自由へと連れていく

あなたは、この目に見えない光を感じる時、

すでにそれ自体が喜びであることを知ります

それは、無条件で無制限の歓びです

この歓びの中にいる時、あなたは自由です

何にも縛られず、何にも妨げられず、

あなたはこの歓びの中を、鳥のように舞い飛びます

あなたは、歓びの歌を、鳥のように歌います



この光を、内なる目で見ることができるためには、

謙虚さと純粋さが必要です

あなたが、この歓びに満たされたかったら、

あなたはこの光に支配されるように、

謙虚に全てを手放さなければなりません

もし、あなたが何かを知っていると思っていたり、

覚えてきたことにしがみついていたなら、

あなたは謙虚になれず、本当に手放すことはできません



生まれてからこの方、あなたはサバイバルのために、

たくさんのことを覚えてきました

それに、がんじがらめになり、あなたは自由を失い・・・

不安と恐怖で、内なる目は固く閉ざされています



その、生まれてからこの方、覚えてきた全てを手放し、

何も知らない、無垢な赤子に戻る・・・

真っ白に、純粋に・・・

透明に・・・



その時、あなたはこの光に支配され、歓びに満たされる・・・



***





この歓びに満たされる時、

自ずと感謝が沸き起こるのを、あなたは知るでしょう

感謝は祈り

それがあなたをさらに開き、明け渡す・・・

あなたは感謝と歓びの洪水の中に投げ出されるでしょう



***



さらに一段深く、歓びの中へと飛び込んでいってください

歓びの中で手放して、さらに開いて明け渡してください

あなたは、さらに一段、ハートの奥深くへと入っていきます



***



今、そこには、

平安と、穏やかで柔らかな、愛のエネルギーに満たされています

内なる光から、愛は沸き起こっています

愛は放射し・・・

愛は、染み渡るように、広がっていきます・・・



愛は、感情ではありません

愛は、エネルギーです



***



この愛に到達するために、

あなたがしなければならないことは、

ただ、開き、明け渡すことだけです



ひとり迷子になって怯えている子どものように、

あなたは、不安と恐怖にこわばり、身を固め、縮こまってきました

泣くことすら忘れ、硬直したまま・・・



ひとりぼっちでさまよっている我が子に、

母なる『最愛なるもの』は「こちらにおいで」と、

いつでも手を差し伸べて待っています

あなたは、ただ、泣き叫べばいいのです

手を伸ばして、

「うちに帰りたい!」

「あなたの元に帰りたい!」と・・・

無垢な赤子が、ただ泣いて、母を呼ぶように・・・



あなたが完全に母なるものを頼り、明け渡した瞬間、

母なるものがあなたの手を引っ張り、その懐に抱き寄せます



あなたが母なるものの手を取らなくていいのです

母なるものが、あなたの手を取るのです

あなたは、なすすべもなく、

無垢な赤子となって、

ただ、母を恋いて、泣き叫べばいいのです



それが、

祈りです



***

***

***



あなたが日常の生活の中で、

光を感じ、歓びを感じられた時は、

他の人たち、他の生き物たちに、その光を投げかけてください

ハートの中の星を投げるように・・・

歓びは、無尽蔵です

分かちあえば分かち合うほど、

その導管は太くなり、光は増していきます

あなたはそれを、相手に言う必要はありません

ただ、沈黙の中で、分かち合う

言えば、それはあなたのエゴを増長するだけです

見返りは、

あなたが真のあなた自身に出会うという、

最高のギフトです

***