2014年10月30日木曜日

恩寵へと開く

2013年6月28日

恩寵を招き入れます

開いて

深刻にはならずに

むしろ、小さな子どもが、飴玉をもらう時のように
わくわくとした、無邪気な心で

ただ、それを楽しむように、開く

恩寵はいつでも、そこにあります

子どもの頃、ただ楽しかったのは、
失敗する恐れがなかったから

期待が裏切られるという恐れがなかったから

純粋さとは、開いていること

今その、純粋さを、子どものような無垢さを、蘇らせる時

その時、マインドはそれに対して、「でもね」と反論するかもしれません

あなたは何度も期待を裏切られ、何度も失敗し・・・

そして、期待を持つまいと、思うようになり、
失敗を起こすまいと構える

あなたは、恩寵との隔たりをますます強固なものにしてしまいます

失敗しても開いていることは、確かに難しいことです
なぜか、人間のマインドは、それでも開いていられるようにはできていません

失敗せずに、うまくできるように、私たちは何重もの囲いを作り、
何重もの塀をめぐらし、
そのわずかな隙間から、失敗せずにできるだろうかと、
縮こまって、そのわずかな隙間から、
見ているかのように

そんな生への態度を作り上げていくことが、大人になっていくことだと、
周りの大人たちに、私たちは学んできたかもしれません

けれど、真の大人は、純粋な心を保ったまま、
無垢な心を保ったまま、
何度でも失敗し、何度でも裏切られ、
それでもなお、開いています

私たちの周りに、そういった大人を探し出すのは容易ではありませんが、
それは、あなたがそういう大人になれないという証明ではありません

もしあなたが、そういった大人がいないことを理由にするなら、
あなたは自分自身の生を、自分自身の手にしていないということです

通常の人間のいるところ
通常感じているハートのスペースは、非常に狭いものです

この制限された肉体の中の、その中に完全に囲われ、
その中で小さく縮こまっています

それが当たり前だと思っていたなら、
あなたは、これ以上生きていくことが苦痛である以外に
他に、思えるはずがありません

もし、あなたが今自分のハートが縮こまって、
自分があたかも小さなところに閉じこまっているように感じたなら、
それをそのままに許し、それを否定するのではなく、
ただそうであると気づき、
下腹へとゆっくり呼吸を入れていきます

あなたの中が悲しみで満ちてきたなら、
それを包み込むように、下腹へとゆっくりと呼吸を入れていきます

あなたの中に、エネルギー的な安らぎと安堵の質を取り戻していきます

そのエネルギーの中で、
あなたの不安や心配や、あなたをちぢこませているものを少しずつゆっくりと
そのエネルギーの中に、溶かしていきます

押さえ込もうとせずに

自分の身体の緊張を感じながら、
下腹へとゆったり呼吸していきます

十分にあなたが落ち着くまで、あなたが完全にリラックスするまで、
下腹への呼吸を続けて

ハートやみぞおちの辺りにあるテンションを感じて

それに意識を向けながら、下腹へと呼吸を入れていきます

ただその緊張があるがままに許すこと

それを取り去ろうとするのではなく、
あるがままに許すことによって、それは自然に溶けていきます

そして、一段呼吸が深まったのを感じたら、
もう一度呼吸を下腹へと十分に入れ、
あなた自身がしっかりとグラウンディングしているのを感じられたら、
そこで再び、ハートへと呼吸を入れていきます

あなたの意識は再び、胸へと向かい、開いていきます

あなたがハートを開いていくのを難しく感じる時、
今のように下腹への呼吸から始めるように

そして、ひざまずく時はよりいっそう、吐く息に意識をもたらし、
自分の中の不要なもの、古いものが全て、
その息とともに出ていくことをイメージしながら、十分に、吐く
吐き切ること

  **

エネルギーを、完全に下腹とハートへと集中して

  **

もし、マインドの中に注意が散漫していくような感じがしたら、
アウェアネスへと意識をもたらし、そこに集中してみてください

アウェアネスが弱まり、
エネルギーの量が足りない中でくつろいだ時、
ただ単に注意が散漫になる時があります

そういう時は、アウェアネスを強め、
あなたのI Amの感覚を強め、
エネルギーを高めていきます

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注意の質を高め、一瞬、一瞬、繊細に感じ取っていきます

全てを手放し、
この瞬間に捧げます

  **







人間の不完全を通して、聖なる完全へと

2013年6月27日

神聖なるものへと、自分自身を変えていきます

変えると言うよりかは、むしろ、そうであることを、思い起こす

爪の先から、髪の毛に至るまで、
あなたは聖なる物質で造られています

その神聖さを、思い起こす

あなたが今ここにいるのは、
あなたが愛されているという証
私たちのマインドは、それを信じることを、一番難しく感じています

身体がなければ、私たちの魂は、
この次元で機能することができません

あなたの本質は、この肉体ではありませんが、
この肉体もまた、あなたの聖なる存在に属しているのです

それはなんら、あなたの本質と対立するものではなく、
あなたであるものです

ひとつひとつの指を、手のひらを、腕を、聖なるものとして、
敬います

ゆっくりと、それを、天へと差し出す

  **

身体の振動数を上げていき、
その細胞ひとつひとつ、きらきらと光る光の粒子になったように感じ、
あなたはこの光の中で、溶けていきます

あなたの呼吸ひとつひとつが、
神聖な存在と、あなたの肉体を結びつけ、
その身体へと、滋養を送ります

そして、ひざまずく時、
あなたは聖なる大地の上で、完全に安らぐ

全ての重荷をそこに下ろし、
あなたはただ完全に安らぐ

あなたがあなたの意志で、「ここ」に来たのではないように、
そして、あなたの意志ではなく、「ここ」に生まれてこられたように、
あなたはこの次元で、生きていくことができます

あなたの中に、ハートの誠実さと真摯さがあれば、
あなたは「ここ」で、全ての面倒を見てもらえます

それは、あなたが何もしなくていいということではありません
むしろ、自分ができることに、喜びを感じていくことです

ただ、あなたは将来に対して、未来に対して、
何も不安や心配を持つ必要はありません

あなたがそれを、信頼すればするほど、
あなたはより、たくさんのサポートを受けていきます

それを一般の人に、理解させることはとても難しいことです
彼らが、それを理解できないこともまた、許すことです

私達は、産まれてからずっと、
自分の中に制限を作ることに、全力を注いできました

それは潜在意識の中で、深く根を下ろし、
その制限を取り払っていくことは、
時間のかかることかもしれません

でも、その制限があるからこそ、
私たち人間の性質として、自由にできることがあります

本当に全て自由になった時、何の制限もなくなった時、
あなたはどうするでしょうか?
想像してみてください

全ての制限が取り払われ、
全ての可能性がそこにある

完全に自由であるとき、あなたは、どうするでしょうか?

おそらく、あなたはただ、存在していることに、喜びを感じるだけです

私たちが神のように、何でもでき、何でも知ることができると想像した時、
本当にそうであると想像した時、
あなたはどうするでしょう?

あなたは全て、分かち与えたいと思うことでしょう

神は自分のこの部分だけを、自分のために取っておき、
この部分だけを、誰かに与えたいと思うでしょうか?

もし、自分が、全ての可能性を手にし、
完全に自由で、無制限だと知ったら・・・

私たち人間という存在は、肉体とそのパーソナリティという、
根本的な制限の中で、
それを超えた無制限へと、
完全なる自由へと、
到達することができます

その完全さを、
この人間存在という不完全さを通して、体現していくことができます

  **

神聖で、深遠なるものへと、
あなた自身を捧げる

それが、祈り

その中へと、あなた自身を溶け込ませていきます

それが、祈り

自分の内側に広がる、果てしのない、広がり・・・
果てしのない、深み・・・

  **

あなたの頭が作り出している、壁
その制限を取り払う

完全にハートに存在して

ただ、受動的で・・・

そこにあるものを、味わう
感じて・・・

あなたの魂自身が、
自ら目覚め、自らを思い出す

あなた自身がそれを、知るように

あなたはただ繊細に、ハートに存在する・・・

  **

今、あなたの魂は、胎児のよう
あなたは呼吸とともに、その聖なる赤子に、滋養を送ります

本当に、大切な、愛おしい赤子
慈しみ、それを育てていきます

  **





無限なる可能性

2013年6月26日

穏やかに
外の雨を感じながら

自分自身を開いていきます

自分の中心を感じていく

その中心から、音楽の音、雨の音、今ここにあるエネルギー、その味わいを、
そのバイブレーション、
きらきらと輝く光
それへとチューニングし、開いていきます

深くリラックスして

足の力を抜き、腰もゆるめて、おなかもゆるめ、胸もゆるめ、
背中もゆるめ、肩をゆるめて、首もゆるめ、顔もゆるめ、頭のゆるめ・・・
挙げている腕の緊張も抜き、
ただ、天から引かれているように、上がっていくように

その深いくつろぎの中で、
あなたは天から降り注ぐ白い光のエネルギーを、
ハートへと、いっぱい吸い込んでいきます

その新鮮なエネルギーを、ハートいっぱい、取り込んでいきます

雨と、この湿度のせいで、
身体は自然に呼吸が浅くなりがちです

意識的に深い呼吸を、身体へと入れていきます

小さな幼子が、母の腕の中でまどろむように、
この白い光のエネルギーの中で、
あなたは完全に安心し、
くつろいで、まどろんでいます

その穏やかな至福の中で、
あなたはただ、広がっていきます

あなた自身の中に、その広がりを感じて

あなたのハートは無限の広がり

  **

今、水面下に、
意識の水面下に、ゆっくりと何かが進行しています

そういう時、マインドは、何か停滞しているような、
何か、暗闇のような、先の見えない、よくわからないという感覚を持つことがあります

そういう時は、ただ、その水面下での何かが進行するのを邪魔せず、
それがそのプロセスを終え、再びあなたの意識の中に光が取り戻ってくるのを、
待っています
ただ、くつろいで

私達は、はるかいにしえに、
我が家を旅立ちました

あまりに長い間、我が家を忘れ、そこへの帰り方も忘れ、
分厚いへだたりを作ってきました

本当は、それはすぐそこに
あなたから一歩も離れず、ずっとあなたとともにあったもの

それを思い起こす時

本当は、何の障害もなく、
本当は、この瞬間に、あなたはその光を取り戻すことができます

でも、あまりにもそのへだたりの感覚に慣れ親しんで、
その重力に引っ張られ、
あなたはなぜか、その光を見失ってしまいました

ただくつろいで

ただ、その広がりの中で、
あなたが何にも抵抗せずにいる時、
何も追い求めていない時、
あなたが何の方向性も持たず、
ただ、拡がっていく時・・・

すでにその光は現れ、
あなたはそれとともにいるのを、見出します

それはとても自然で、
とても穏やかで、
あなたがイメージしていたものと違うかもしれません

でも、もし、あなたの内なる目が、
本当に繊細で、それを見ることができたら、
それは内側で光り輝き、
永遠の中にいることを、見ることでしょう

この深いくつろぎの中で、ただ、開いていること
それが、真の祈りです

  **

その時あなたは、そのハートの中心からのエネルギーが、
どれほど繊細なのか、感じ取ることができます

もし、あなたが、より粗いマインドの波動に参加していたら、
より粗い感情や思考に、ラジオの周波数を合わせるように、
その粗い波動に、あなたのチャンネルを合わせていたら、
たとえそこに光が現れたとしても、
あなたはその繊細な光のエネルギーを感じることはできません

だから、ただ、くつろいで、開いていること

何の方向性も持たず

何もせず

ただ、ハートの奥の、あなた自身を感じて

それは、私たちが今、この地上に肉体を持ち、ひとつの個性あるパーソナリティとして、
その姿形を持ち、性格を持ち、その思考や感情を持っているように、
何か固定化した存在のあり方ではありません

全く違う、私たちの真の姿は、あらゆる可能性です

無限のその可能性が・・・
それが私たちの真の姿

それは、その真なる存在は、無限の可能性を持っているというニュアンスとはちょっと違います

無限なる可能性、無限なる潜在性

それが私たちの真の姿

言い換えれば、それは、
ソース、源泉の姿そのもの

何か、それらのひとつひとつが形になる以前の、
そこにある・・・

穏やかにくつろいで

あなたのその内なる真の姿とのつながりの中で

  **

明け渡すということは、
その真の姿に降参するということ

つまり、あなたが今占めているその席を、それに譲るということ

あなたは後ろに退き、
ただくつろぎ、
その真の姿が現れるがままに
許すということ

何か思考が起こったら、
それに抵抗もせず、それにエネルギーを与えることもなく、
ただ、手放す

今は、思考に参加する時ではありません

あなたは瞬間、瞬間、くつろぐ・・・

それはある意味、何も焦点を持たない集中

何の緊張も伴わない、完全なくつろぎという、途方もない集中状態

それは一点に集中するという意味ではなく
むしろ、拡散していく、拡大していく・・・

でも、あなたの中に不純なものは一切なく、
あなたを妨げるものも一切なく、
あなたを覆い隠していたものが、一切なく・・・

あなたはその時、ものすごい密度のエネルギーの状態にいる

あなたは広がっていく

でも、それはエネルギーが薄くなるという意味では全くありません

むしろ、全くその逆
あなたが拡がれば拡がるほど、そのエネルギーは濃く、密度を増していきます

  **