2014年8月14日木曜日

明け渡す

2013 6月2日 1デイ・リトリート

全て、自分のペースで行います

ビーイングのエネルギーを感じて

床についている足の裏をしっかりと感じて

地球とのつながりを感じたまま、
ゆっくりと両腕を挙げていきます

腕を挙げるということは、あなた方のハートを開いていくという行為の象徴です

呼吸は、口でゆったりと
ハートへ、入れていきます

ビーイングへの根づきを感じながら、
ゆっくりと意識をハートへ向けていきます

そして、少し、天をあおぐように、
そこからの白い光のエネルギーが、あなたの腕に、ハートに、
そして全身に注がれ、満ちていくのを感じます

その光を吸い込むように、口で大きく、ゆっくりと、
ハートへと息を入れていきます

あなたのハートは、次第に、温かくなっていきます

* **

そこにスペースが、生まれます

ハートを感じ、そこにあるエネルギーを繊細に感じていきます

まだあまり開くことになれていないハートは、
少しこわごわと、開くことをためらうかもしれません

プッシュせずに、繊細に
呼吸を使って、開いていきます

エネルギーを受け取るということは、
あなたは完全に受容体になる、開いていくということです

普段の生活の中で、私たちが行っていることのほとんどは、
受容するということではなく、
むしろ、何かを常に、行い、何かを常にプッシュし、
何かを常に他人に強いていくことです

それに慣れ親しんだ身体は、
開くということを、とまどいを感じることがあります

そうすると自分が、無防備になるがゆえ、
開くということを、恐れを感じてしまいます

あらゆる形での、攻撃と、
攻撃という意味合いの防御しか知らずに生きてきた私たちにとって、
攻撃をしない、防御をせずに、ただ受け取り、ただ開いていくということは、
とても勇気のいることです

もし、あなたがそれに難しさを感じる時は、
祈ること

開かれるように、
そして、開くことを妨げているたくさんの鎧が、溶かされるように

ひざまずく時は、自分の中の古いもの、
そういった、開くことを妨げているもの全てを、洗い流すという行為

あなたは、あなたをここへ生み出した、
あなたをここへ顕現させたその真の親に向かって、
ひざまずき、全てを明け渡していきます

この次元の中で、サヴァイヴァルのために、
自分自身で、この荒波を乗り越えていかなければならないと、
私たちは小さな頃から教え込まれてきました

そのための、荒波に飲み込まれないために、鋼鉄の船体を作り、
重く、必死で、その重い船体を、なんとか自分の力で、
自分でもわからない、でも、何か目的地に到達させるために、
必死でその船をこいできました

そのやり方で、あなたをここへ顕現させたもののところへ辿り着くことはできません

今、あなたはその古いやり方を捨て、
全く新しいやり方を覚えます

それはまず、あなた自身が、その重たい船体ではないことを知ること

あまりにもその船体になじんできた人には、
それを脱ぎ去るのは、たくさんの労力を必要とするかもしれません

でも、今その重い船体を捨て、
あなたはただ、大海に、
浮遊力に身を任せ、波に身を任せ、ただ、何もせず、
波が運んでいくままに、身を任せます

どこへ行くかわからない波に身を任せるのは、
マインドにとっては大きな恐怖です

それは、心理的なワークではありません

明け渡すということは、ビーイングの中に安らぎ、
ハートの中にとどまるということです

* **

あなたが、重たい船を捨て、裸で、
海の上に横たわった時、
あなたは、今までずっと、自分がその海の力によって、
守られていたことに気がつきます

本当は、重い船など何も必要なく
あなたは裸のままで、生きていくことができます

あなたをここへ顕現させたものが、あなたの世話を、
全ての世話をしてくれるのです

ですが、それを、心理的に明け渡そうとしても、
もし、あなたの中にビーイングというエネルギー的な安らぎと静けさがなければ、
意識の中にアウェアネスというアンカーがなければ、
あなたは、ただマインドの荒波の中で、
もみくちゃにされる木の葉のように、
ただもてあそばれ、ただ不安と恐怖の中で、
狭い、籠を、狭く重い船体だけが自分を守る唯一の場所だと思い込み、
それにしがみつき、
その中から出ようとしません

でも、もしあなたが、海草のように、
今にしっかりと根づき、
その時は、
どんな波が来ても、どれほどマインドによってかき回されても、
あなたは岩にしっかりと根づいているから、
それに流されることは、
たとえ表面はそれによってかき回されても、
あなたの根はしっかりと岩に根づき、
むしろその波を楽しむことができます

そのあなたの基盤となる、あなたの根であるビーイングを深めていくこと

そして、初めて、あなたのハートがゆっくりと目覚めていくことができます

* **

あなた方の重たさを全て、手放す

ハートはとても、軽やかです

その繊細なエネルギーは、厚い鉄のような、
私たちがマインドによって着込んできたものによって覆い隠されています

実際にエネルギー的に身にまとっている、その鉄のようなエネルギーは、
ハートを覆い隠してしまいます

あなたはハートを感じることができます

その鎧を、一枚ずつはいでいく行為は、痛みや悲しみや、
あなたが潜在意識の中に深く閉じ込めているそれらに、
再び出会うプロセスでもあります

それは何年もかかる、決して楽とは言えないワークです

けれど、もしあなたが、本当のハートのエネルギーを感じたいと、
その繊細で軽やかな、温かく、至福に満ち、愛そのものであるそのエネルギーを
感じたいと思うのであれば、
その潜在意識の蓋を開け、そしてそこに閉じ込めてきたものと、
直面していく勇気を持つ必要があります

それが起こることを自分に許す

何か特別なセラピーが必要なわけでも、
特殊なテクニックが必要なわけでもありません

あなたはただ誠実に、真剣に、
あなた自身を覆っているその鎧をはずしたいと願うこと

そして、誠実にそのプロセスが起こっていくことを許していくこと

そして、開く

自分で決めること

本当にあなたがその決意を持った時、
後の世話は恩寵がしてくれます

あなたが自分自身の奥底に直面する恐怖に、
勇気を持って、それでも自分は開いていくと決めた時、
必要なことは全て、宇宙が準備してくれます

それは痛みを伴うプロセスです

あなたは誰か、
そのプロセスをよく知っている人の助けが必要になることがあるかもしれません

そうでなければ、あなたはその荒波を、実際に何が起こっているのかわからず、
その嵐の中で、どうしていいかわからず、
本当に心細く、どう進んでいいのか、わからなくなってしまうことが多いからです

けれど、恩寵にすがること、
ゆだねること

そして、あなたにできる協力は、あなた自身のハートの奥深くへと入っていくこと

プロセスは自然に起こります

それはあなたの日常生活の、周りの人との関係性の中に、
そこに起こる様々な出来事を通して、
あなたの中の浄化が起こります

それをしっかり理解するために、
その法則をしっかりと理解することが必要です

もしあなたが、自分の生活のうえで起こること、自分にとって不利なこと、
自分にとって不益なこと、何かネガティブな感情を起こさせること全てを、
相手のせいだと思い、周りのせいにしている限り、
その、プロセスはいつまで経っても始まりません

あなたはただ、マインドの自己防衛の中でもがき続けているだけです

でももし、相手を通して起こることが全て、自分の浄化につながるのだという
その理解を持って生きていくなら、
相手は自らの内側にあるものを映し出す鏡であることを理解し、
起こること全てを受容し、それが起こるままに起こり、
浄化のプロセスが起こることを許す

それが、法則です

それをよく理解しておくこと

ハートのワークは、複雑です

ハートへと直接働きかけ、それを開き、
そのエネルギーを活性化していくことと、
そのハートを覆い隠している鎧を落としていく、
溶かしていくというプロセスが必要です

もし、今自分はオッケーだと思っていたら、
あなたはそれだけ多くのものを抱えているという証になります

それは、自分を責めるためのプロセスではありません

むしろ、自分を受容し、受け入れていくプロセスです

ここでは、その理解の伝達と、
ハートのエネルギーの直接的な伝達が起こっています

あなたの本当のハートは、
今あなたが感じているものより、はるかに広く、はるかに透明で、
はるかに軽く、はるかに繊細で、はるかに偉大です

その開けたスペースを感じることができる・・・

* **

完全に明け渡す・・・

* **





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