2014年8月14日木曜日

不必要な重荷を降ろす

2013512日 1デイ・リトリート

ゆったりとした呼吸を、口からハートへといっぱい入れていきます

吐く時も口から、ゆったりと長く

呼吸とともに、エネルギーをハートへと入れていきます

そして全身をセンサーにして、皮膚の細胞一つ一つを開くような感じで
天からの白い光を受け取っていきます

ここですることは、ただ受け取るということ

あなたはただ受動的になって、今すでにここにあるものを、
ハートいっぱいに受け取っていきます

まだエネルギーがよくわからない人は、そうイメージするだけで大丈夫です

実際にそれが起こります

天の白い光のエネルギーは、甘く、ネクターのようにジューシーで、濃密です

* **

そして、息を吐くとともに、あなたはさらに明け渡していきます

吸う時にハートを開き、吐く時にさらに開いていく

あなたが開けば開くほど、あなたは光のエネルギーをたくさん受け取っていきます

プレイヤーとは、祈り、祈りとは、神とのつながりを取り戻すことです

神とつながるのは、あなた方のハートの中です

そこに、神との一体への通路があります

それは、ハートの中の「私」

そのあなた方の魂、それそのものが、神への通路です

そこを迂回して、神と一体になることはできません

まだ、ハートを意識することに慣れていない時、
それはおずおずと、とても硬く感じます

最初は、無理に開こうとせず、ただ、そこへ呼吸を入れていってください

ハートに直接触れることを、人は、ほとんどの人は恐れています

なぜなら、あなた方が生まれた瞬間、その時は、ハートが開いています

それゆえにあなた方は、この3次元の粗いエネルギーをまともに受け、
歳をおうと、大人として成長していくために、それを閉じていきます

その上に厚い鎧を着込んでくる必要がありました

そうでなければ、あなたはあまりに傷つき、
あなた自身を壊し、ぼろぼろになってしまうから

でも、その鎧をつけたままでは、あなたのハートは固く閉ざさされたまま

その内奥にいる魂に近づくことすらできません

あなた自身の傷つきやすさを再び開いていくこと

そのためには、たくさんの時間がかかります

たくさんの勇気を必要とします

そしてなにより、自分への慈悲が必要となります

あなた方はこれまで、他人によって、
たくさん傷つけられてきたと考えてきたかもしれません

でも、本当は、自分自身を一番傷つけているのは、自分自身だったのです

あなたは、生まれた時に感じた違和感、それを覚えているでしょうか?

自分が何か周りとなじめない

自分だけが違うような感じがする

そういう疎外感を、きっと感じてきたはずです

そして、周りと違う自分の方がいけないのだと思い、
周りに合わせようと必死になってきました

自分を押し殺し、傷つきやすい自分のハートを閉じ、
表面的な話題に明け暮れ、
本当の他人とのつながりどころか、本当の自分自身とのつながりを自ら絶ち、
社会や周りの人たちがあなたに投影してくるそのあなたの姿に自分自身を合わせようと、
必死になってきました

そして、それができないのも自分に問題があるのだと思い、
私達は、本当に深く、自分自身を傷つけてきました

いけなかったのは、あなたではありません

ただ、表層の周りの人たちが投影してくるものに、
もはや合わせる必要はないのだと、今、知ってください

それは、あなた自身があなた自身に持たなければならない、一番の責任

本当のあなた自身を、守ること

それは、周りに対して閉ざし、固い鎧の中で守るという意味ではありません

あなたはその裸のあなた自身をさらけ出すということ

傷ついても、傷つけられても、あなた自身の内側からくるものに対して、
自分で責任を持っていくということ

それにはまず、自分自身のハートと近しくなる必要があります

今はまだ、自分のハートの声が何なのか、
自分のハートの声と、マインドの声との区別をきちんとつけられるわけではありません

マインドはとても巧妙です

それがあたかも自分のハートからの声だと、納得させようとします

ハートが目覚めた時、マインドはもはや主導権を取ることができません

その、ハートの主導権を取り戻すということ

ハートで生きていくということ

今、まさに、その旅を始めるときが来ています

自分で着込んできた鎧をはずすこと

もしかしたら、恐怖を体験することかもしれません

なぜなら、それを取り払ってしまって、また、自分は責められ、非難され、
傷つくのではないだろうかと、恐れるからです

だから、ハートを開いている時、ある程度のハートの強さを取り戻すまで、
あなたは、ハートを開いていく場所を慎重に選ぶ必要があります

粗いエネルギーの社会に対して、ぱっと開いていくことは、
確かにあなたを必要以上に傷つけることが可能です

そうではなく、安全な場所で、瞑想的なフィールドの中で、愛に満ちた空間で、
あなたはゆっくりと、本当にゆっくりと、
自分へのいたわりを持って、ハートを開いていきます

ハートの表層が溶けて行く時、
あなた方はたくさんの痛みや悲しみ、
あなたのハートを凍りつかせてきたそれらの古い傷に出会っていきます


それらの感情や感覚を再体験していきます

ハートを開けば即、喜びと幸せに満ちあふれるわけではありません

まずはその、自分の厚い鎧を通過しなければなりません

それがハートを開いていき、奥にあるあなたの本質に出会うための代償です

あなたがいままで、内側に押し込めてきた痛み、悲しみ、怒り、
そういったネガティブなものを解放していくという

それらがあなたの身体を通過していくとき、
再びあなたにその感覚を味わわせ、
あなたはそれを、その時体験したのとは違う、
あなた自身というスペースから、
それらを温かく包み込みながら、
洗い流していくことができます

あなた方の、奥深く、潜在意識の中で、
溜め込まれたそういったネガティブなエネルギー、
もしくは、ぽっかりと空いた穴

それは、この地上で、生まれ育ってきた人たちの、
ある種の宿命でもあります

それは、あなたが悪いからではなく、あなたがより成熟するため
必要なプロセスとして、用意されていたのです

もはや、それは、あなたの身体の奥底に溜め込んでいる必要はなくなりました

それらを解き放していこうと、あなた自身が意図を持つ

もし、あなた自身がそれをしがまえていたら、
ぎゅっと、それらの傷を握り締めていたら、
たとえ、誰かそれを癒してあげようとしても、
あなた自身がそれを手放さない限り、
それらが癒されることはありません

もし、恐れが出てきたら、その恐れとともにいること

その恐れの中で、リラックスし、そのまさにその感覚が起こっているスペースへと、
呼吸を入れていく

それが、本当の意味での、受け入れて包み込むということです

それは、心理的にそれらを包み込むというより、
エネルギー的にそれらを包み込んでいく

痛みや苦しみや、しんどさ、そういったネガティビティが、
あなたが身体のどこかで緊張し、
それを感じまいと、ぎゅっと身体を縮こませると、
潜在意識の中でそれらはより力を発揮し、あなたをコントロールしてきます

だから、その中でリラックスすること

下腹の緊張を解き、みぞおちをゆるめ、
腕を開き、その痛みの中に身を投じること

その方が、実際にあなた自身が経験する痛みは軽減する

それらは、解放されていきます

自宅で一人、安全な空間で、ただ寝転がって、
ハートに手を置き、そこで呼吸をして、
ただ出てくるものを出てくるままに許すこと

そういったワークをしてあげること、それもまた、重要なことです

私達の身体の中には、その潜在意識の中には、
無限とのいえるほどの、そういったネガティビティが蓄積されています

それは今生だけではなく、前世から、
そして、人類全体の集合意識から、溜め込まれたものです

私達は人類だけではなく、
地球に存在するもの、宇宙に存在するもの全て、
そういった記憶を持ち運んでいる

その重さが、その粗い波動が、私達をこの地上にフックし、
この苦しみの次元にい続けさせる錘となっています

そして、私達の多くは、その濁った泥沼の中にいることに慣れ、
そこに、自らしがみついていることが、たくさんあります

自分の意志では、それらを手放そうと思っていても、
あなたの潜在意識の中で、それらを決して手放そうとしていない

あなたはあまりにもそれに慣れ親しみ、耽溺し、酔いしれているから

アル中患者のように、その痛みの中毒になっている

今、それらの重たいものを全て、大地へと返していきます

もはや、それはあなたにとって不必要な重荷に過ぎません

もし、あなたがその重荷を抱えたままでいたいと思っているのでしたら、
それはそれでオッケーなのです

その重荷を下ろすか、下ろさないで担ぎ続けていくか・・・

でも、いずれ、それを下ろす時が来る

下ろさざるを得ない時が来る

その時期を引き延ばす自由はあります

でも、いずれ下ろす荷物

ならば、今ここで、下ろしてしまうこと・・・

* **

あなたは未知の中へ、入っていきます

泥沼の中にいる時、それはあまりにも当たり前で、
あなたは泥沼にいることすら知らずにいます

でも、あなたの重荷がはずれ、あなたは徐々に、沼の表面へと浮いていき、
ある時、沼からぽこっと顔を出す

外の新鮮な空気を吸った時初めて、
あなたは自分が泥沼の中にいたことに気がつく

本当にそれに気がつけば、あなたはもはや泥沼にいたいとは思わなくなります

その時が来るまで、あなたを泥沼にい続けさせているその重荷を、
恩寵によって、少しずつはずしてもらえるよう

そして、それにあなた自身が、その重荷をはずしていくという意図を持つこと

それが恩寵への協力になります

そして、それが、恩寵を呼ぶための、コールになります

全ては、あなたから始まります

あなたがどうしたいのか

あなたはどこへ行きたいのか

あなたが真の、あなた自身の魂に向かう方向へ、
あなた自身のパーソナリティがフィットした時、
進化は加速されて、恩寵は、必要な時に、あなたを引き揚げていきます

あなたが、魂の方向にフィットしていない時、
あなたが魂の方向に向かうべく、
さんざん、お尻をひっぱたかれる体験をします

あなたはそのうち、苦しみ、のた打ち回る

でも、その苦しみが薄まるとまた、あなたは暗闇の中に引き戻る

泥沼の中で、当たり前のように時を過ごす

魂に向かう方向へ協力することを忘れてしまう

だから、それを常に、思い起こすように

その、自分自身の中の、本当のモチベーションがなければ、
あなたはステート・オブ・プレゼンスにとどまるという、最初の第一歩
エネルギーを自分で保持することが難しくなります

あなたがあなたの魂の方向にフィットするという・・・

* **

ハートへと深い呼吸を入れて

その未知なるものに、あなた自身を開いていきます

ハートへ呼吸が入れづらい人は、そこに何かが出てきている証

最初、あなたは自分の中から湧き出てくる、
理由のない痛みや悲しみ、苦しみに驚くかもしれない

それは、外側から、何か悪意があってあなたに来たものではなく、
あなたの内側に、ずっと溜め込まれていたもの

今、その重荷を全て、洗い流す時

吐き出す時

大地へと完全に身をゆだね
あなたはあなたのもういらなくなったゴミが全て洗い流されていくように、
祈る

そして、あなた自身が、新しい、新鮮なエネルギーを取り入れられるよう、
空っぽになって

あなたが身につけてきた重し

ずっと抱えて生きてきた重荷

それは、本当にあなたのものなのでしょうか?

今、ここに全て、投げ捨てること

滋養の雨があなたを洗い流し、あなたは透明になっていきます

* **

恩寵があなたの中に入り、
あなたの中の、不要なものを、
そのあなたを濁らせている潜在的なものを、洗い流すべく、
そのスペースをあなた自身が提供すること

恩寵ができうること

あなた自身が祈ること

手を差し伸べて、助けを求めること

* **

あなた方の、その潜在的な傷を癒せるのは、唯一、愛です

この愛のエネルギーだけが、あなたを本当に癒すことができます

あなたはただそれに開いていくだけ

完全に明け渡す

あなたはただの赤子

あなたの母親、あなたをこの宇宙へと創造した創造主そのものが、
あなたの世話をするのを、ただ許す・・・



***





0 件のコメント:

コメントを投稿