2014年3月10日月曜日

あなたの中の「私」 ワークのポイント

 2013年 4月29日


深く、祈りを込めて、ハートへと、深い呼吸を入れていきます

今、この「今」の瞬間にとどまり、「今」の中で、
あなたはハートとのつながりを、少しずつ、取り戻していきます

アウェアネスの光と、ビーイングへのくつろぎ、その深みの中で、
ハートはゆっくりと、その本髄を顕わにしていきます

あなたは腕を開くと共に、ハートを開いていきます

柔らかく

     * *

ハートを開いていくときに、出てくる様々なものを、
出るがままに、出していく
ただ、この光の中へと、溶かしていきます

あなたは、祈る

自分自身を、浄化してくださいと

私をこの、地上の次元にフックしているものを、
私が魂に出会うことを妨げているものを
全て、取り除いてくださいと

ハートのワークは、決して、安定して、喜びに満ち、
幸せに満ちたプロセスではありません

無条件の悦び、真の幸せを表していくために、
それが本来のあなたの姿ですが、
それが裸となって現れるために、
私達が様々な、自分の内側に溜め込んできた、
苦しみや、痛みや、悲しみや、怒りや、恐怖、不安、心配、
そういったネガティビティに出会っていくことになります

それらを解放するために

ハートの光を強く感じることもあれば、
そういった浄化のプロセスでは、
ハートの光を見失ったように感じる、そんな時もあります

それでもなお、そのプロセスを信頼し、続けていくこと

この時点で、ワークすることそのものを手放してしまうタイプの人は、
数知れなくいます

そして、結局、最終的な地点に到達しないまま、
スピリチュアルなディズニーランドでただ楽しみ、
時を浪費していきます

そのプロセスをよく熟知している、先を行く者の、
アドヴァイスを受けること

私達のほとんどは、一足飛びに魂へと到達するわけではありません

ハートのワークは、何年もかかる、
真に誠実さと、正直さと、真摯さを必要とするワークです

その歩みが遅々たるものに思えても、焦る必要はありません

ときに、深い闇に、絶望を感じることすらありますが、
闇が深ければ深いほど、光は明るく輝き、
強烈なものとなっていきます

ただ、そういった浄化のワークだけでは、
魂に出会うことは、決して起こりません

どれほど、潜在意識を深く掘っても、
その底に魂があるわけではないからです

魂はそういった、私達の潜在意識、
あるいはマインド、パーソナリティと全く違う次元に存在しているからです

そこに直接アクセスしていくこと

その2つのアプローチが必要となります

ハートの奥の「私」、そこに深く入っていくこと

そこに直接、アプローチしていく

たくさんの伝統によって、無我という概念によって、
私達は、この最も神聖な宝であるこの「私」という感覚を否定し、
ないものにしようとしてきました

それを、見出すのは、魂の延長である、知性です
それはマインドの一部ですが、最も魂に近いもの

その知性が成熟しなければ、
「私」という感覚は、掴むことが難しくなります

スピリチュアルな道は、感受性を磨き、
知性を成熟させ、そして、人間としての成熟

そして、瞑想というワークを、根気よく、
毎日、専心して行っていくこと

そして常に、自分自身をキープすること

最初は、努力のいるワークとなります
それは、様々な要素を含み、
様々な角度からアプローチをしていく道です

けれど、それは一見複雑なようにも見え、
でも、その本質は、とてもシンプルです
これ以上ないほど、シンプルです

あなたの中の「私」

それだけがキーです

その純粋な「私」が、あなたの魂そのものであり、
そこを通して、私達は、神なるものと一体になっていきます

表面的に無我という概念を理解した探究者達の多くが、
それをミスし、どこにも到達しないまま、
悟りということを、何かとてつもなく特別で、
普通ではないものとしてしまいました

前世で、仏教的な修行を多く積んできた人たちは、
その私そのものを否定してきたがゆえに、とても深く傷を負っています
それを癒していくために、とても長いプロセスが必要となります

     * *

スピリチュアルな道における、様々な体験
重要なことは、その体験者は誰か、ということです

それは姿かたちのない、エネルギーです

でも、私達はそれを感じることができます

全身で

それを感じたときにわかる

生まれてからずっと、変わらずにいるものを、見出します

それはあまりにも近いため、見つけづらいかもしれません
けれどあなたはずっと、どこかでそれを知っていたはずです

     * *

ステート・オブ・プレゼンスと、ビーイング、
そしてある程度のハートのエネルギー
そのコンビネーションが、I Amというフィールドを作ります
エネルギー的フィールドです

それは、「私はある」という、「ただある」という、エネルギー

そのエネルギーフィールドの中で、その広がりとその透明さの中で、
「私」という魂が、ゆっくりと目覚めていきます

ハートが完全に開いた時、魂は目覚める

けれど、また、魂の成熟にもプロセスがあることを、
知っていてください

ハートが開き、目覚め始めた魂は、赤子のようなもの
あるいは、羽化したての蝶のようなもの

まだ、飛び立つには、弱々しく、守られていなければなりません

この地上の粗い振動数に慣れ親しんでいる人たちにとって、
この高い、とても微かな振動数は、感じ取れない
とても難しいことのように感じるかもしれません

できるだけ、多くの時間を自然の中で費やし、
暴力的なテレビや、振動数に、多くの時間を割くことなく

あなたは、あなた自身の魂のために、
そのセンサーを磨いていく必要があります

森は、あなたのビーイングを養うのに、大きな助けとなります
海はまた、あなたの浄化を、大きく助けてくれます

花はあなたのハートを開き、
生き物達もまた、あなたのハートを開いてくれます

ですが、今、ステート・オブ・プレゼンスを修養している人は、
ある一定の期間、ハートをある程度閉じている必要があるかもしれません
完全に閉じる必要はありませんが、あまりにハートを開きすぎると、
そこで起きることに、意識をあまりにも持っていかれすぎ、
ステート・オブ・プレゼンスに集中することが難しくなってしまうからです

一方で、あまりにも多くの不純物を、ゴミをハートの中に溜めたままだと、
それが妨げとなって、
やはりステート・オブ・プレゼンスに集中することが難しくなります

そのバランスを見出していくことも、このワークのポイントです

特に女性は、感情に巻き込まれやすく、大きな感情の波が寄せてくると、
ステート・オブ・プレゼンスを失いがちです

     * *

ステート・オブ・プレゼンスが安定化を始めた人は、
それを失わない程度にリラックスさせ、
より、ビーイングとハートへと、焦点を合わせていくことができます

その時、気づきます

アウェアネスの光りがハートを照らし、
私達はより明確にハートを感じ
繊細にその中に入っていくことができることを、発見します

     * *



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